07年08月21日(火)PM   残念...

『大井競馬場の騎手会が短期免許受け入れ拒否』

 この前の川崎といい今まで海外で頑張ってきた日本人ジョッキー、 JOE FUJIIが日本でレースに乗ることはどれだけ難しいか...
 でも今はそんな落ち込んでませんよ。これも人生なんだと受け入れます(笑)







07年08月14日(火)PM   リヨンのレストランで

 料理学校で知り合った久保先生にリヨンの町にあるBOUILLETという卒業生がシェフを勤めるお店に連れて行ってもらいました。 先生は今まで料理の世界で生きてきたけど、競馬の世界と共通するところも沢山あるなと色々な話題で盛り上がり、とても興味がありました。 そして、「夢を大きく持って前向きに生きる」と彼と話していて改めて思いました。 もしリヨンに行く機会があれば絶対にこのレストランBOUILLETにお立ち寄りください!! 素晴しい料理が食べられますよ。
 ところでフランス滞在の1週間もあっという間に終わりましたがフランス語を少しは勉強して行くべきだったなと後悔しています。 知っている唯一の単語ボンジューとメルシーを連発しまくって、120%の日本人スマイルでごまかすのにはさすがに無理がありました(笑)










07年08月14日(火)PM   フランスの料理学校

 お姉ちゃんを訪ねてフランスの料理学校を訪問しました。リヨンから一時間ぐらいの郊外にありここはワインの生産地でも有名で、 学校はブドウ畑に囲まれているとても自然の豊かなところです。ここの寮で住み込みで勉強している彼女ですが、 すばらしい先生にも恵まれて本当に頑張っていました。ここでシェフの卵たちが頑張っている姿を見ていて、 ふと自分が15歳の時にジョッキーになる事だけを夢見てオーストラリアの競馬学校にいた時の事を思い出しました。 夢に向かって一直線すぎた性格から、学校の専属調教師D先生のアンフェアなやり方に耐えられず、 「あんたきらいだ」とガキが口にして、しばらくの間ホサれてたのを思い出しました(笑) 今ではさすがにそんな事できませんが...(笑)

 これが学校のホームページです。











07年08月14日(火)AM   シャンティイの調教(2)

 お世話になったMrs.Headは1979年にスリートロイカスでフランスで最高峰のレース凱旋門賞を優勝しました。 話を聞くとお父さんもおじいちゃんも調教師でスリートロイカスのジョッキーはなんと実の兄弟Fredでした。 アメリカやシンガポールそして日本でも馬を出走させた事がありオーストラリアだとMrs.Waterhouseみたいな存在でしょう。
 一つ目の写真は
左から厩舎長のオリビエ、JOE、ボスのヘッドさんそしてイギリス人のジェーン。
 二つ目の写真は
厩舎のスタッフと。ここでは厩務員だけで働いている人は一人もおらず、みんな自分の馬は自分で手入れして調教もするんです。
 三つ目の写真
3日間毎日乗り続けた牝馬のレッドターシュ号。まだレースは出走していませんが、短距離でいいスピードを持っているJOEの期待馬です。








07年08月14日(火)AM   シャンティイの調教

 シャンティイでは僕が今まで馬に乗ってきた中でも最高の経験ができました。
 一日目は夏だというのにあいにくの天気で、ジャケットを羽織らなくてはならないぐらい冷えましたが、 二日目は幸運にも晴れてすがすがしい天気。 1頭1頭に時間をかけて人も馬もとてもリラックスしていて、調教中も馬は人間の言うとうりに素直です。 17頭のグループが一団となって縦に並び、ギャロップをする時も前の馬を追走します。 オーストラリアみたいにタイムは全然気にせず、馬と乗り手のお互いの呼吸がとても重要だと気づきました。
 朝の6時から始まって鞍付けや手入れも手伝って三頭を乗り終えたのはちょうど昼の12時。 この大自然の中で馬に乗っていると仕事をしていると言う気分ではなく純粋に馬乗りを楽しんでいると時間も忘れそうです。










07年08月12日(日)PM   かむばっくとぅシンガポール

 楽しい時間はあっという間に過ぎるとはこの事です。今回フランスに行くと決めたのはシンガポールで競馬が1週間だけ 開催が休みなのと、姉がリヨンと言う町で料理の勉強をしているので、それなら今まで行った事がないのでと思い切って抜け出しました。 飛行機で12時間フライト+時差もシンガポールからだとマイナス6時間なので、家に戻ってきた今はなんだか時間の感覚がおかしくなってます。
 残念ながら時間の都合で首都のパリの街を歩く事はできませんでしたが、フランスのニュ−マーケットと呼ばれる馬の町シャンティイと美食の町としても世界的に有名なリヨンを訪問しました。 この国は昔の町を歩いているという感じでどの建物にも歴史があり、昔のものをとても大切にしている感じが強くしました。 地元の人たちも優しい人たちばかりです。
 写真はフルヴィエールの丘から見える世界遺産に登録されているリヨンの旧市街と、週末にある朝のマーケットの陽気なオバちゃん。