07年09月07日(金)AM   Stopping over in Korea

 I came to visit my friend Nozie who rides in races in Korea. I have known Nozie since I was 16 when I strapped his horse winning in Doomben racecourse back in Australia. I remember, used to follow watching his races because he was one of the best apprentice jockey at that time and always dreamed that I wanna be like him riding a lot of winners. It was actually my first time meeting with him and spending some time together but he let me stay at his place and took me out sightseeing in big city Seoul so he is looking after me so good. We talk a lot of things like how tough it can get been a jockey outside of Japan but always stay positive we could ride in JRA one day.
Anyway,I always wishing if my girlfriend Sal was beside me but I will be going to see her soon in Hokkaido and hoping to live together soon.







07年09月04日(火)PM   シンガポールでの記憶

 ついに明日の夜にシンガポールを後にします。 今振り返ると、この9ヶ月近くの滞在で色々な人に出会いすばらしい体験、そして自分に負けそうになり辛い思いもしました。 振り返れば17歳の時にトラックライダーとしてシンガポールに来て、昔のボス、マルコムの下で騎手になる予定でしたが、 その時は夢が叶わず涙したのを覚えています。オーストラリアに戻ってからもシンガポールでレースで乗るために、 常に自分に厳しくトップジョッキーを目指していたから今回夢が叶ったと信じています。
 まだまだ、ジョッキーとしてのJOE FUJIIは始まったばかりです。これからもどんどんBIGになっていきますよ。 最後に、ここで出会ったすべての人に感謝します。












07年09月02日(日)PM   未練なし

 金曜日の夜にレースを乗ってシンガポールのライセンスが終わりました。 結果は6戦して2着2回と3着と惜しいところまでもって行きましたが、勝ち鞍は上げられませんでした。 自分としては全力を尽くしたので最後に勝てなかったのは悔しいですが、未練はありません。 ここシンガポールで8ヶ月騎乗して他の国からのジョッキーから良いところを色々盗み、騎乗もビジネスの面でも本当に勉強になりました。 来年1月からオーストラリアで騎乗復帰を考えていますが、これからもどんどん上を目指します。














07年08月31日(金)PM   シンガポールの後

 シンガポールを9月1週目に引き上げて、 その後日本に戻りますが、今年年内はレースに騎乗しない事に決めました。 北海道のノーザンファームでしばらくお世話になる予定です。 皆さんから色々な意見をいただき、自分でも考えましたが、これが僕のベストだと思います。

 チームTAKAOKAのためにも、今夜はなんとしてでも勝ちたいですね。












PHOTO:Singapore Turf Club

07年08月30日(木)PM   今日は

 朝の調教後に厩舎のスタッフと友達のお葬式に行ってきました。彼のニュースはシンガポール全国紙の1ページとなり、 ターフクラブのニュースにも取り上げられてる事から、彼がどれだけみんなから愛されて尊敬されていたのかが伺えます。 奥さんに挨拶をして、彼に最後のお別れを告げた時は思わず目に涙があふれました。彼の笑顔はずっと僕達の心の中で生き続ける事でしょう。

 ところで、明日の競馬でシンガポールの騎乗は最後となります。 6レースに乗る予定で勝つチャンスもありそうなので、最後に笑って日本に帰りたいですね。






07年08月29日(水)PM   Emotional

 今朝僕の友達のトラックライダーが馬から落ちて亡くなりました。
 彼はみんなからいつも愛されていて、僕も毎朝彼の作るコーヒーを飲みに厩舎の休憩室に行って冗談を言い合っていました。 トラックの馬場で横たわっていて、担架に乗せられているのが僕が見た彼の最後の姿です。現実を受け止めるのはとても 辛いですが、彼の「声」「笑顔」が頭の中からぬけません。常に危険と隣り合わせに仕事をしていますが、こうして身近に 起こった時改めて『人生』について考えさせられます。







07年08月23日(木)PM   勝負の世界

 騎手という職業は勝つか負けるかの仕事。僕の見習い期間を過ごしたオーストラリアでは、レースに勝たなきゃ仕事がないし未来がないというシビアなものでした。 今回、大井競馬に短期免許を拒否されたわけですが、以前川崎競馬場の騎手会長をされていた方に電話でお話したところ、 日本はまだ鎖国的で現在既にいるジョッキーを大切にしすぎているとおっしゃっていました。今回、自分が日本の競馬に戻れなかったから嫉んでこの日記を書いているわけじゃありません。 海外で経験してたジョッキーが、日本のレースに騎乗できる事で地元のジョッキーの良い刺激になりそしてがんばりさえすれば、海外からでも道は開けるんだと夢を持っている人達に、 僕の競馬を見せられなかったのは残念です。
 でも絶対戻ってきますよ。リベンジしてやる!!!!